標本番号四四八

■模様

 亀甲(きっこう)

 六角形をなし、カメの甲羅に似た形であるところからこの名がある。カメは中国では瑞兆(ずいちょう)とされ、わが国でも近世以降、この文様が吉祥文とされ、小袖・能装束などに多く用いられた。

■色

 地の窪んだ部分は生成り色 亀甲部分は似紫(にせむらさき)、左円内は灰白色(かいはくしょく)百群(びゃくぐん)、右円内は灰色 空色。

■織

 輪奈(パイル)織の一部に、輪奈にするために横に織り込む銅線を通さない事による窪んだ部分を残す。

 

●評

 傷みは有りますが 丁寧に作りこまれた作品です。