標本番号四二四

上部は物差し 目盛は1ミリ
上部は物差し 目盛は1ミリ

■模様

 入子菱のアレンジ

 入子菱は、有職文様の一種。一面に埋めた菱文の中に菱を二重、三重に収めた文様。この入子菱を織物の一面に埋めたものや、これを地文として丸文や菱文を一定の間隔に配置したものもある。

■色

 地色は赤朽葉。模様部分は群青色。菱の中心に灰白色(かいはくしょく)。

■織

 全面輪奈織(パイル織)。

 

●評

 西洋の織物を意識して織った様にも感じられます。

 明治期のこの辺り(烏丸今出川上ル)には、同志社教会をはじめ、セイントアグネス教会、復活教会と次々に西洋建築の教会が建てられ、庶民の畏怖と憧憬を集めていたのではなかったでしょうか。