標本番号四一二

約4x9cm(実寸)
約4x9cm(実寸)

■模様

 矢鱈縞(やたらじま)

 縞の太さや配列・配色に規則性のない縦縞

模様。江戸時代の天保年間に江戸で大流行し、もっぱら女性に用いられたという。小袖類では縮緬(ちりめん)や木綿物に多く見られる。

■色

 地の色は白茶(しらちゃ)。左から蜜柑色、白茶、群青色、ー重複は省くー肌色、漆黒、樺色。

■織

 地の部分は輪奈(パイル織)にするために横に織り込む銅線を通さない事により平面とし、輪奈織の模様の部分を浮かび上がらせている。

 

●評

 縦横無尽に走っているのは虫食いではありません。なんと放埓な線でしょう。