■模様
枝に咲く梅の花と蕾を写生的に配する。
■色
地色は肌色の濃淡。
模様の部分は、左側に錆納戸(さびなんど)、右側に鮮やかな橙色を配す。
■織
地の部分は輪奈(パイル織)にするために横に織り込む銅線を通さない事により平面とし、輪奈織の模様の部分を浮かび上がらせている。
●評
春なお浅い如月の頃、他に先がけて咲く芳しい梅の花。春を待ちわびる心が伝わって来る様な華やかな作品です。
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